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やさしい日本語

更新日:2025年2月1日

「やさしい日本語」とは、普段使われている日本語を、日本語を母語としない外国人の皆さんにも分かりやすいように配慮した簡単な日本語のことです。

1995年の阪神・淡路大震災の際、日本にいた多くの外国人が日本語を十分に理解できず、必要な情報を得られないがために、被害を受けました。これをきっかけに、災害時に日本語が不慣れな外国人に、素早く的確に情報を伝えることを目的として「やさしい日本語」ができました。

災害時だけでなく、日常生活で外国人に出会った時、「やさしい日本語」を使えば、外国語が分からない日本人でも、簡単にコミュニケーションをとることができます。また、小さな子どもや高齢者、障害をもった人など、日本人同士のコミュニケーションでも役立つ便利な言葉です。

やさしい(=易しい&優しい)日本語にはいくつかコツがあります。

 

やさしい日本語で話すコツ

(1) 一文を短く言う

一文に言いたいことは、一つだけ。複数の内容が入ると理解することが難しくなります。

例:「この用紙をとって必要事項を記入してください。」→「この紙をとります。必要なことを書きます。」

 

(2) はっきり、最後まで言う

「~ないことはないけれど…」→「ありません」と伝えたいことを最後まで、はっきりゆっくり言いましょう。

例:「通れないことはないよ。」→「通れます。気をつけてください。」

 

(3) 「です・ます」を使う

尊敬語や謙譲語を使わず、「食べる」→「食べます」のように「です・ます」を使いましょう。

例:「どうぞ、先に召し上がってね。」→「先に、食べてください。」

 

(4) 和語(訓読み言葉)を使う

「キャンセルする」→「やめます」、「危険」→「あぶない」など、外来語や熟語は、できるだけ使わないようにします。

例:「デマの情報に注意してね。」→「うその話に気をつけてください、」

 

(5) 擬音語・擬態語を避ける

「ふらふら」「ざーざー」など、日本特有の擬音語・擬態語は、外国人の方々には伝わりにくい言葉です。

例:「サッと終わらせて。」→「早く終わらせてください。」

 

 

ぜひ皆さんも、相手に伝わる易しい言葉と、分かりやすく伝えようとする、優しい気持ちで「やさしい日本語」を使ってみましょう。

 

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