トップページ 暮らしの情報 産業・観光・文化 まちなみプラン縄生地区の桜並木を改修しました!
縄生地区の桜並木を改修しました!
更新日:2021年4月13日
朝日町の東海道の中で最も桑名寄りに位置する縄生地区の桜並木は、地域の花見スポットとして桜の時期に多くの人の目を楽しませてきました。
朝日町の東海道の入り口とも言えるこの場所を、「朝日まちなみプラン」に基づく景観に配慮したより魅力的な場所にするため、平成30年度に朝日まちなみプラン検討ワークショップにおいて町民の皆さんとともにあるべき姿を検討し、以下の改修整備計画案を練り上げました(この様子は平成30年12月広報掲載のまちなみ通信第7号で紹介しています。下部の「関連リンク」よりご確認下さい)。
【計画案】
令和2年度に工事に着手し、多くの方のご尽力により令和3年3月末に無事完成しました!ここでは計画案がどのように反映されているかを中心に、今回の整備の概要を個別にご紹介します!
案内看板 計画案:誘導案内板および総合案内板の整備の整備
→近鉄伊勢朝日駅前ポケットパークと同様の屋根付きの案内板ができました!なお、朝日町全体を案内する総合案内板の整備も計画されていましたが、設置個所等の問題から反映できませんでした。
小径 計画案:歩きやすく整備する(舗装まではしない)
→歩きやすさを重視し、透水性のあるスラグ舗装を実施しました!
桜の木 計画案:サクラを増やす
→倒れる危険のある老木を伐採し、一部新たなサクラを移植しました!
角落し(かくおとし) 計画案:角落し(水害対策)を紹介する看板等の整備
→水害から朝日町を守るために使われた「角落し(かくおとし)」を復元し、解説文を設置しました!
角落しと解説文
解説文(記載内容は以下の通り)
この桜並木は、町屋川(員弁川)の堤防となっており、東海道沿いには、古くから水門が設置されていました。
この水門は角落し(かくおとし)と呼ばれ、川が氾濫した際には、石垣に作られた溝に板をはめ込み、水の侵入を防ぐ構造となっていました。
左の写真は、昭和初期に撮影された写真です。現在は桜並木ですが、当時は松が植えられていました。写真下部には当時の東海道と水門が写されています。
昭和四十六年の大水では、実際に水門を閉鎖し、水の侵入を防いだと言われています。
平成二十四年度の道路改良工事に伴い、本来の場所から撤去されましたが、地元の方々の思いからこの場所に移設され、往時の東海道を偲ぶモニュメントとして残されています。
階段 計画案:階段を上りやすく整備し、手すりを設ける
→手すり付きで景観に配慮した階段を整備しました!
花壇 計画案:サクラ以外の花を増やす(例:アジサイ)
→様々な花を植えられるよう花壇を設置しました!なお、この花壇は縄生壮年会の皆様のご協力により維持管理していく予定です。
ベンチ 計画案:ベンチを整備(3基)
→語らいの広場等と同様の和風ベンチを計3基設置しました!
照明 計画案:照明の整備
→足元を優しく照らす和風の足元灯を整備しました!
ワークショップの皆さんのアイデアを活かした新しい縄生地区桜並木となりました。縄生地区の方のみならず、町内外の方に広く憩いの場所としてご活用いただければ幸いです。
このページに関する問い合わせ先
産業建設課
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ファクス:059-377-4543