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近鉄伊勢朝日駅前ポケットパークの看板について解説します!

更新日:2021年2月18日

 

  朝日町の玄関口であり、朝夕の通勤通学等の送迎用としても利用されている近鉄伊勢朝日駅前ポケットパークの改修工事が10月末に完成し、11月に完成セレモニーを開催しました。

今回は、同ポケットパークで一際目を引く、新規設置した看板についてご紹介します

【桑名側から】                                        

 

    桑名側から            東海道ロゴマーク(白黒反転)

 上部にある「東海道」のフォントと中央にある東海道ロゴマークは、滋賀県草津市、大津市の取り組みである「東海道統一案内看板」のデザインを使用させていただきました。

 『江戸時代の五街道の1つとして、街道本来の意味合いとしての東海道を、広重の描いた字を参考に表現しています。そして古代の五畿七道として『古事記』や『日本書紀』では「うみつみち」として詠まれる古来より美しかったであろう海沿いの国々を通る道を、波と通じる長い一本道で表現』(東海道統一案内看板専門部会:東海道統一案内看板の手引きより抜粋)したロゴマークとされています。

 なお、ロゴマークの下にある「朝日町」のフォントについては、後述します。

【四日市側から】

     

   四日市側から            朝日町ロゴマーク(白黒反転)

 上部にある「東海道」のフォントは桑名側と同じです。中央にある朝日町のロゴマークは、江戸時代の朝日町付近で東海道を歩く旅人に提供されていた「焼きハマグリ」から着想を得て、「ハマグリ」、「ハマグリを焼く女性」、ハマグリを焼く燃料として使われていた「松ぼっくり」のほか、「東海道」、「昇る朝日」をデザインしたものです。なお、「松ぼっくり」は当時の東海道沿いにあった「松並木」のイメージも重ねています。

 

 旧朝日町役場庁舎門標(朝日町歴史博物館デジタルミュージアムより)

 朝日町ロゴマークの中央および下にある「朝日町」のフォントについては、現在の朝日町資料館が役場庁舎として使用されていた際に門にはめ込まれていた大理石製の門標である「旧朝日町役場庁舎門標」に刻まれている「朝日町」の字を元に、構成したフォントです。

 なお、これらのデザインおよびレイアウトは、前述の滋賀県草津市、大津市の「東海道統一案内看板」にも深く関わられた滋賀県の成安造形大学芸術学部地域実践領域准教授の石川亮様および芸術学部情報デザイン領域助手の寺田駿志様のご協力により完成いたしました。

 初めて朝日町を訪れる方に朝日町が東海道沿いのまちであることを知っていただき、かつて人々が往来した歴史の道に思いを馳せていただけるよう意識して作成しました。朝日町の玄関口に立つシンボルとして、末永く町民の皆様や来訪される方々に親しんでいただければ幸いです。

 今後、この看板の更なる活用を朝日まちなみ検討会の方々を中心に町民の皆さんと考えていけたらと思います。よろしくお願いします。

 

このページに関する問い合わせ先

産業建設課
電話番号:059-377-5658
ファクス:059-377-4543

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