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感震ブレーカーについて(お知らせ)

更新日:2017年7月13日

地震の時、自動で電気を遮断できる感震ブレーカーをつけましょう

 地震による火災の過半数は電気火災が原因といわれており、電気火災対策には、感震ブレーカーが効果的です。「感震ブレーカー」は、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。

 

↓内閣府・消防庁・経済産業省発行の資料をダウンロードできます。

感震ブレーカーお知らせ、留意点(PDF文書/186KB)  

 

 

感震ブレーカーの種類と特徴

 感震ブレーカーには様々なタイプのものがあり、ご家庭の状況によって設置するものを選ぶことができます。

分電盤タイプ

 分電盤に一定の震度を感知して電気を遮断する機能が付いたもので、基本的には全ての電気が遮断されます。取り付けには工事が必要です。揺れを感知してからブレーカーが落ちるまでに時間的猶予を持たせることが可能で、その時間を使って避難などを行うことができます。
また、地震による停電が発生した際には、電気が復旧した時にブレーカーが遮断されます。電気器具が倒れていないか等の安全を確認してからブレーカーを戻すことにより、通電火災を防ぐことができます。


 

コンセントタイプ

 コンセントに差し込むタイプと、既存のコンセントと取り換えて埋め込むタイプがあります。個別のコンセントの電気を遮断することができるため、電気ストーブや観賞魚用ヒーターなど熱を発する器具を接続する箇所が適しています。差し込むタイプは工事は不要ですが、既存のコンセントと取り換える埋め込みタイプは工事が必要となります。
 

 

簡易タイプ

 ブレーカーに直接とりつけるもので工事の必要はありません。一定の震度により『おもり』の玉が落下することでブレーカーを遮断するおもり式や、地震の揺れを内部センサーが感知するとバンドが下降してブレーカーを遮断するバンド式などがあります。揺れを感知し作動すると即座に全ての電気が切れる仕組みになっています。
 

 

感震ブレーカーのタイプと特徴

図表
感震ブレーカーのタイプ 揺れを感知してから切断までの時間的猶予 屋内配線への通電を遮断 コンセントへの通電を遮断 電源コードへの通電を遮断 各電気機器への通電を遮断 価格
分電盤タイプ あり

約5~8万円(内蔵型)

約2万円(後付型)

コンセントタイプ なし × 約5,000円~2万円
簡易タイプ なし 3,000~4,000円程度

 

 

設置にあたっての留意点

 揺れを感知してから切断までの時間的猶予が無いタイプの感震ブレーカーの場合、照明類も即座に消えてしまう場合があります。夜間に地震が起きた際は、例え自宅であったとしても暗闇の中での避難はとても難しく、転倒した家具や割れたガラス・陶器などで怪我をする可能性があります。更に、地震の恐怖と暗闇の不安によってパニック状態に陥りかねません。
停電すると自動で非常用の照明が点灯する保安灯(補助灯/非常用照明器具)などをあらかじめ設置しておくと、感震ブレーカーにより照明が消えても安全に避難などが可能になります。
 

 

 

このページに関する問い合わせ先

防災環境課
電話番号:059-377-5610
ファクス:059-377-5661

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